平成二十八年大相撲三月場所・四日目感想。
・ラジオ中継聞いてたら今場所新入幕の明瀬山のインタビューが流れて来ました。そこで話題に上ってたのが「力士座布団」。土俵下で取組を待つ間、力士が座る座布団ですね。テレビ中継で注目の力士が控えで待つ様子が抜きで映される事がありますが、あの時力士座布団に座ってる訳です。
・「力士座布団」って言うくらいだから、誰でも座れる…訳ではない。力士座布団に座れるのは幕内に上れた力士のみ!!幕内の下の十両は共用の座布団、十両の下の幕内以下になると座布団…?みたいなものだそう。力士座布団は「幕内に昇進した証」な訳ですね。
・新入幕の明瀬山はその力士座布団が「ふっかふか」で感動したそう。そもそも明瀬山の番付は東前頭十六枚目という幕内で最下位の番付。十両の取組が終わって、幕内力士が入場~横綱土俵入り~中入り後の取組が始まって、その一等に相撲を取るんです。力士座布団は「前の取組が終わるのを控えで待つ」為のものなので、中入り後すぐに相撲を取る位置だと控えで待つ必要が…無い!!横綱土俵入りを土俵下で待つ、なんて事はありませんから(苦笑)。そんで、明瀬山は今日晴れて国技館にて力士座布団に座れた、と。
・後、花道で入場を待つ力士の傍らで付け人が抱えているのもたまにテレビ中継で映りますね。関取の四股名が記されているであろうデカい座布団。アレが力士座布団です。気になる値段はピンキリ…ってのは予想が付きそうですが、ラジオ中継で舞の海秀平さんが「十万円はする」って言ってました。趣向を凝らしたモノになると更に…って事なんでしょうね。ピンキリの「ピン」の値段が高すぎるわ!!
・座布団の話が長くなっちゃいました。今日は返り入幕の里山が千代鳳の圧力を上手く受け止めて上手く腕を引いて初日が出ました!!「柔よく剛を制す」を地で行くだけにお客さんも沸きますね。
・一時は関脇まで上りながらも長らく不調にあえいでいる妙義龍。今場所は今の所四連勝!!この調子で復調して行けば上位に取って嫌なのが戻ってきたって感じでしょうなぁ。「復調すると嫌」と言えば松鳳山。177㎝とタッパは寧ろ小さいけど、補って余りある切符の良い相撲は大きな魅力…だけど、四連敗!!とりあえず一個勝ちたいよなぁ。
・今日の大関陣。照ノ富士が勢に苦杯を喫し、三勝一敗!!やっぱ完調じゃないっすね。勢は上行って欲しいよなぁ。後の日本人大関陣は揃って四連勝!!そんでもって揃って内容も悪くないし寧ろ良いし!!…とは言え「まだ序盤だし、安心出来ないぞ!!」って思い直すのも忘れずに!!先場所の琴奨菊の優勝ですら奇跡だったもんなぁ。
・三横綱は揃って白星。今日は特に白鵬のダメ押しがケチ付いちゃったなってトコでしょうか。
・明日も、大相撲に期待!!
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