平成二十八年大相撲三月場所・十一日目感想。

・春場所も早いもので、終盤戦の始まり始まり~!!


・返り入幕の里山は序盤から星が上がらず微妙だったけど、今日勝って六勝五敗で白星先行!!小兵が巨漢を倒すって凄いし、見た目のわかり易さもあるしね。更に沸かせて欲しいですね。


・平幕での優勝争い圏内。上位次第ですが、二敗までをボーダーラインにしましょう。三敗となると多くなっちゃうので、二敗にすると妙義龍が九勝目!!本人は「(優勝争いは)関係ない」と言いながらも実力者の上位カムバックは「おっ?」と嬉しくなりますね!!


・上位戦では大関と横綱同士の対戦が組まれ星の潰し合いが始まりました!!綱取の大関琴奨菊は大関照ノ富士の立ち合い変化を食らって四敗となり、連続優勝も場所後の綱取も完全に白紙になりました。琴奨菊はともかく、照ノ富士は変化すらしなければならないなら休んだ方が絶対良いんですけどね。お客さんにも失礼だし、誰よりも自身が不本意だと思う。怪我が混んで弱気な一面を見せるのも「魅力」ではあるけど、いい相撲で勝ってお客さんに喜んでもらうのも力士の仕事の一つ。不本意な立ち合い変化ではあったが、その真意は横綱戦への体力温存策だと信じたい…。豪栄道は大関昇進後やっとこさ二桁白星。今場所好調に見られてそうだけど、相撲内容は関脇時代には程遠いですね。立ち合い変化があったし、今日の首投げも「豪栄道の得意技」って言われてるけど「苦し紛れの技」が「得意技」ってどうなの…って思うし。仮に今場所逆転優勝しても「来場所はハチナナかカド番でしょ?」って感じです。琴奨菊の実績と比べても優勝争いは愚か大関に昇進してから今まで二桁白星が無かったって時点で「お察し」ってトコでしょう。「カド番場所は強い」ってのも様式美になってるし。


・今場所は荒っぽい相撲で井筒審判長を病院送りにしてしまったり、何かと「らしくない」と評判の横綱白鵬。今日は全勝の大関稀勢の里と対戦!!稀勢の里の覚醒、白鵬の衰退と、「材料」は揃っていましたが…


・…白鵬、完勝!!!


・身から出た錆もあったり、何かとケチの付く事が増えた横綱白鵬ですが。ここ一番の集中力は流石でした。コレで優勝争いトップは横綱白鵬と大関稀勢の里、大関豪栄道が十勝一敗で並ぶ展開に!!稀勢の里は結び前の一番でライバル日馬富士との一番!!今場所の覚醒の真価が問われる一番‥は白鵬戦だったんだけど(苦笑)。それでも互いに熱くなり大相撲になる事は確実でしょう。若しくは日馬富士の光速立ち合いで当たって左上手取られるかどうか…!?その結び前の一番の前では豪栄道と白鵬が一敗同士で直接対決!!豪栄道が「大関としての意地」を見せるのか。白鵬が「優勝には程遠い。出直して来い」と退けるのか。今日の両者の相撲を見比べると白鵬が厳しい攻めで寄り倒しそうなんだよなぁ。


・明日も、大相撲に期待!!




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