平成二十八年大相撲三月場所・初日感想。
・やって来ました三月、奇数月!奇数月は大相撲本場所が開催されるよー!!
・今場所はなんと言っても大関琴奨菊の綱取り!!だけど、そこそこ長く大相撲見てる人達の間では「まぁ、期待したいね」って程度かと。たまに優勝争いに顔出してもすぐ脱落するし、カド番→脱出のイメージが強いんですよね(豪栄道程では無いけど)。個人的には仮に今場所全勝優勝しても来場所の成績も見ないとダメじゃない?って感じです。
・ここ数場所、新入幕の新鋭が話題になりますね。明瀬山は…新入幕ですが、三十歳過ぎてますが(苦笑)。大翔丸は今年二十五歳ですね。揃って初日白星!!共に内容も良かったですね。
・新入幕で話題になっても、幕内で地位を定着させて上位挑戦出来る番付からが本番!!って事なんですが…逸ノ城。一時は三役まで駆け上がりましたが、気付けば番付は東前頭十一枚目。今日も押し相撲の玉鷲を相手に捕まえたけどそっから決め手を欠いて二分丁度の長い相撲で寄り切り。遠藤とか大砂嵐みたいに大きな怪我も無く、単に稽古不足なだけでこんな調子!!現状幕内に居てもデカいだけで邪魔なだけなので、さっさと十両以下に落ちて出直して欲しいです。
・そんな逸ノ城に最初は遅れを取ったものの、今では立場逆転した大関照ノ富士。明らかに怪我が完調ではない、という。先場所みたいに「やっぱダメだわ」って休場するより最初っから休んで怪我治して欲しいんですけどね…。本人的にはダメ元で土俵に上ってるようなコメントもあるしなー。優勝とかは置いといて、怪我の悪化とかホント注力して欲しい。今日の栃ノ心戦は組み合っての力相撲ならなんとかやれるなって思えたけど、動きのある相手だとどうなるか心配。
・今日の日本人大関。揃って白星!!番付的には終盤まで勝ちっ放しが当たり前なんだけど!!まぁ、勝ったから良し、と。特に琴奨菊は場所前の多忙による稽古不足が不安要素ですが、初日は白星発進。行けるか!?
・「荒れる○場所」って表現ってよく聞く気がしますが、春の嵐に掛けて春場所が起源みたいですね。今場所は…
・…鶴竜、白鵬。両横綱揃って黒星発進!!!
・鶴竜は持ち前の巧さが豊ノ島に消されてしまいました。豊ノ島は琴奨菊から良い刺激を貰ってるみたいですね。三横綱の中で一番地味とは言え、たまたま奮起した豊ノ島相手の黒星はいただけないなぁ。もっといただけないのは白鵬ですけどね。宝富士の地道な努力と、白鵬の空回りが上手く噛み合った結果、ですね。序盤での白鵬の「ポカ」は極稀に見られる光景ですが、今日は相撲内容の悪さが特に気になる所。そして方々でここぞとばかりに吹かれる「白鵬衰退説」。衰退説を一蹴出来るのか、明日以降も注目ですね。宝富士よくやった!!
・荒れる春場所初日。鶴竜、白鵬と横綱が続けて敗れたけど…日馬富士は完勝!!
・先週の月曜日の稽古で右膝を痛め、全く完治しておらず階段の登り降りも厳しいという話も…あったけど、初日は問題ありませんでしたね。重量化の進む大相撲界で、軽量力士ながら横綱まで上り詰めた地力を見せ付けたとも取れる。「怪我がなんぼのもんじゃい!!」みたいな。寧ろ相手の小結栃煌山が「ん~…」って印象。最近やっっっっとこさ「開眼した?!」って思ったら「やっぱり…」って状況なのよねー。なので日馬富士の今場所の調子を見る相手としては微妙だったかも…。まぁ、立ち合いで頭で当たり勝ってそのまま押し出してるし、悪くは無いかなって感じですね。ラジオ中継で聞いてても立ち合いで頭が当たり合う音が聞こえましたからね。「ゴッ」って。プロレスの試合でヘッドバットのエグイ音も聞こえますけど、相撲の場合は低い態勢で思っきしぶつり合った結果の「ゴッ」って音ですからね。プロレスも凄いけど、日馬富士の突き刺さる立ち合いでの当たりも凄まじいんです。怪我の程度が軽いに越したことは無いけど、サポーター・テーピングの度合いから言ってそんな軽い怪我では無さそうなんですよね、日馬富士。手負いながらどこまで綱の責任を果たせるのか‥‥明日以降も、見逃せないね!!
・明日も、大相撲に期待!!
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