平成二十八年大相撲三月場所・九日目感想。

・桜の開花に伴い、盛り上がって行く大相撲九日目!!十両では全勝の大砂嵐に土が付いて八勝一敗!!全勝で走って欲しかっただけに悔しいなぁ。


・平幕では返り入幕の大栄翔が臥牙丸を押し出して七勝二敗!!重い臥牙丸を押し出したのは自信に繋がるだろうなぁ。同じく今日勝って七勝二敗としたのが妙義龍。頭と身体のバランスが取れているそう。相撲でよく言う「心技体」ってやつですね。


・今日の大関陣。照ノ富士は親方にこっぴどく叱られた「強引な相撲」を解禁しなきゃ勝てないレベルの状態で豊ノ島に勝ちました。全休して怪我治せばいいのに…ってホント思いますね。完調なら速攻で大関復帰出来るのにね。琴奨菊と稀勢の里の対決は…稀勢の里が立ち合い当たってす直ぐ様突き落としで九戦全勝!!稀勢の里にとってターニングポイントになるであろう一番でした。琴奨菊からは恨み節も聞こえましたが、場所前のどこかのインタビューで「(モンゴル勢の)勝ちに拘る姿勢は見習わないといけない」みたいな発言をモロに自分で食らったって格好に。どんな相手でも当たるだけじゃなく足も前に出さないといかんですよ。個人的に綱取りは消滅でしょう。日馬富士が横綱昇進決めた時は「相撲が横綱らしくない」だの「同部屋に安美錦が居るから対戦が無い分有利だ」だの言われて、そういう批判を二場所連続全勝優勝で捻じ伏せたからね。琴奨菊の場合は「今までの成績」をちょっと加味しただけで「二場所連続優勝じゃあなぁ…」ってなると思うよ!!何度も言ってるけど仮に今場所優勝しても来場所の成績を見た上で昇進について議論すべきって思います。豪栄道は鶴竜に勝ってカド番脱出しました。今場所はやや「やっと本来の相撲取れてるかな?」って感じですけど、昨日の相撲が全部台無しにしましたね。ラジオ中継の解説でウルフも「こんな相撲取ってちゃダメですよ」って全否定してたし、完全に同意。なんでカド番脱出の為に力強い相撲取るの?って思っちゃう。


・三横綱。白鵬は昨日のダメ押しにケチ付いて…っていうか、ダメ押し食らった嘉風の直撃を食らった井筒審判長が三ヶ月の重症となれば審判部から直接注意受けて当然!!今の角界の第一人者とか、大横綱とか以前にお相撲さんとしてしっかりせい!!って感じですね。今日の相撲は白鵬の強さ、と言うより栃煌山の馬鹿正直さにため息しか出ませんでした、日馬富士は今場所好調の勢を押し出しで下して勝ち越しにリーチ。相手を寄せ付けない相撲を取れればソコは横綱の意地ですね。明日も勝って終盤戦への弾みにしたい所。気合いが乗って来れば手負いながらもやってくれる力士ですからね。鶴竜は豪栄道ごときに負けて二敗に後退。情けない!!土俵際まで押し込まれても持ち前の巧さで逆転する事も出来ただろうに。手負いの日馬富士の方がまだ良い相撲見せてくれるよなぁ。


・明日も、大相撲に期待!!




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