平成二十六年大相撲三月場所・十四日目感想。
・荒れる春場所も佳境ですよ!!幕内はいつもの空気になって来ましたけどね!!
・中入り後最初の相撲で逸ノ城が里山を叩き込んで十勝目。取組後には「小兵力士の料理は得意」と余裕ぶっこいてたそうですが、そんな調子だから平幕止まりなんだって話ですね。ちょっと三役には上がれても定着しないと話になりませんしね。
・西前頭六枚目の正代が九勝目を上げ、二桁にリーチ!!確か初土俵から負け越しが無いんだっけ?三役へ駆け上がる力士がまた出てきたっぽいですね。琴勇輝は絶好調で十一勝目。大怪我から復活して今場所の三賞受賞・来場所の新三役は確実ですが、本当の勝負は来場所以降の三役定着ですね。
・今場所は小結・関脇が軒並み負け越してる上に黒星が多いのよね…。宝富士はあと少しで三役定着は固いだろうなって印象。後は嘉風、豊ノ島、栃煌山と負け過ぎでしょ…。怪我とか年齢とか考えるとそりゃそうだって見方もあるけど、三十歳を過ぎてもなお進化を遂げた…と思われた嘉風が失速したのは残念。それでも幕内最年長で満身創痍ながら三役に近い位置で土俵に上り続ける安美錦の例もあるしね。今場所は残念でしたってトコでしょうか。
・荒っぽいギアの上げ方で優勝争いのトップに躍り出た横綱白鵬。大関琴奨菊に先場所の借りを返して十三勝一敗!!いつもなら今日白鵬の優勝が決まってるんですが、今場所は同じ横綱の日馬富士でも、鶴竜でもなく。大関の稀勢の里と豪栄道が二敗で千秋楽まで追走する事態に!!
・横綱の日馬富士と鶴竜は今日の直接対決で共に九勝六敗。場所後の横綱審議委員会で鶴竜どうしたって話になるのは当然として、贔屓力士である日馬富士については本場所が始まる一週前に膝を負傷したって件は考慮して欲しいなーって思います。普通休むよ!!元々怪我に泣かされている横綱が明らかに踏ん張りが効かない膝でここまでやってて、なんだかんだで稀勢の里を下したり存在感は示してるから!!…でも「土俵に上るからには言い訳は効かない」んだよねー。ソコは頷くしかないんですけどね…照ノ富士も去年の今頃は、ね…。まぁ今場所はカド番脱出して、なりふり構わずって事なら来場所休んで再来場所またカド番…でも完調でカムバック!!ってのを期待したいですね、照ノ富士。まぁ、来場所も出場するんでしょうけど(苦笑)。
・閑話休題。優勝争いは結びの一番の前の前の相撲で豪栄道と稀勢の里の直接対決で勝った方に可能性が残り、尚且つ結びの一番で日馬富士が白鵬を下して二敗に後退させた時点で優勝決定戦に突入。結びの一番で白鵬が勝ったらその時点で白鵬の優勝が決まります。要は、日馬富士次第!!はっきり言って今場所の日馬富士は前述の通り手負いに手負いが重なって今の白鵬と勝負になるのか…?って状態ですからね。望みがあるなら、日馬富士が奮起して千秋楽の結びの一番に相応しい相撲で白鵬を下すとか、白鵬が下手に優勝決定戦まで想定して土俵に上るとか………無いか!!(笑)
・個人的には優勝争い関係無く、贔屓力士の日馬富士に勝って欲しいので。立ち合いで突き刺さって光速で左上手取りに行く例の立ち会いで白鵬を崩して抵抗する白鵬に反撃の隙を与えずに速攻で寄り切り!!ってのを希望します。まぁ、豪栄道・稀勢の里どっちが来ても今の白鵬に勝てる気がしないので、白鵬も日馬富士とは敢えて「勝ちに行く相撲」ではなく「大相撲」に臨んで欲しいですね。なんだかんだで白鵬に一番勝ってるのって日馬富士だし。
・千秋楽も、大相撲に期待!!
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